【最新版】初めてやるならどれ?Switchで遊ぶ「ゼルダの伝説」初心者へのおすすめも紹介!

使用中 紹介

ゼルダの伝説シリーズは第1作目が1986年2月21日に発売されました。

ファミコンが発売された時代から現在のSwitchの時代まで35年以上続くシリーズで、外伝やリメイク作品を除く本編だけで19作品も発売されており、そのほとんどがSwitchで遊べます

2023年には『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』が発売後大人気で、普段ゲームをあまりされない人もこれまでのゼルダ作品に興味が湧いてきた人も増えているのではないでしょうか?

そこで、今回はSwitchで遊べるゼルダの伝説を外伝作品も含めて紹介します。

また、全作品プレイ済みの私がそれぞれの作品の簡単なレビュー、どんな人におすすめなのかも紹介しているので、自分に合いそうなゼルダを楽しんでほしいです。

この記事を読むことでこんなことがわかります

  • Switchで遊べる全てのゼルダの伝説
  • 自分におすすめのゼルダの伝説
  • 初心者におすすめのゼルダの伝説
  • Switchで遊べるゼルダの伝説の難易度やクリア時間

難易度は私の体感と作品の評価などから判断、クリア時間は私が初見時に遊んでエンディングを見るまでにかかった時間で記載していますので、ぜひ参考にしてください。

ゼルダの伝説とは?

まず、「ゼルダの伝説」はどんなゲームか説明します。

ゼルダの伝説とは1986年にシリーズ第1作目が発売されたアクションアドベンチャーゲームです。

主人公リンクとなって、多彩なアイテムを駆使しフィールドやダンジョンの謎を解いていきます

冒険の舞台は神の眠る地ハイラル。

ハイラルの地でリンク、ゼルダ姫、ガノンとのトライフォースを巡る3人の宿命を描いたお話でもあります。

「謎解き、探索」といった、アドベンチャー要素が魅力的なシリーズですが、設定や時系列が存在しており、理解することでより深みのある物語を楽しめるシリーズです。

Switchで遊べるゼルダの伝説の本編は?

まずは、Switchで遊べるゼルダの伝説本編を紹介します。

本編とは、ゼルダ作品における歴史「ハイラル史」に関与している作品で、謎解きをメインとしてアクションアドベンチャーゲームです。

アイテムで謎を解いた時の爽快感はゼルダの伝説シリーズならではですよ!

今回紹介するゲームの中には、任天堂のサブスクリプションサービスの1つである「Nintendo Switch Online」に加入しないと遊べないものもあります。

そのような作品は表の中の「対応プラットフォーム」を参考に、「Nintendo Switch Online」加入者限定の無料ソフトを「ニンテンドーeショップ」からダウンロードして遊んでください!

なお、本稿の画像は全て「Nintendo Switch」版よりスクリーンショットしたものを掲載しています。

発売日順に確認していきましょう。

ゼルダの伝説

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発売日1986年2月21日
発売プラットフォームファミコン
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間目安約15時間

記念すべきゼルダの伝説シリーズ第1作目。

ゼルダの伝説が始まった作品です。

多彩なアイテムを使った謎解きや剣を振るアクション、フィールドを駆け回り迷宮を探すアドベンチャー要素などゼルダの伝説の本質的な遊びの原点となっています。

主人公リンクがゼルダ姫を救うため、8つの迷宮でトライフォースを探し出し、ガノンを倒す物語です。

お馴染みのトライフォースを巡る3人の関係は初代ゼルダの伝説から続いてると思うと感慨深いですね。

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ドットのキャラクターもかわいい

ただ、本作は先に進むための誘導がほとんどないので注意が必要です。

例えば、ゲームが始まるとリンクは武器も持たずにフィールドに投げ出されます。

武器は近くの洞窟で手に入るのですが、最初の迷宮の場所や次にすることの指示は一切与えられません

そのため、自分でフィールドを探索して8個の迷宮を探し出す必要があります。

自分で未知のフィールドを探索して発見するゲーム性になっているので、能動的な探索と発見が好きな人にはおすすめできるゲームです。

グラフィックや遊び方は大きく違いますが、探索と発見を繰り返すゲーム性は「ブレスオブザワイルド」に共通するところがありますね。

ゼルダの伝説はこんなゲーム

  • 自由度の高い冒険が楽しめる
  • 能動的な探索と謎解きが楽しめる
  • ゼルダの伝説シリーズ最古の作品

クリア後のデータファイルで再度遊ぶか、主人公の名前を「ZELDA」でゲームを始めると難易度が格段に上がった裏ゼルダが遊べますので、ぜひ遊んでみてください。

リンクの冒険

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発売日1987年1月14日
発売プラットフォームファミコン
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間目安約15時間

リンクの冒険はシリーズ2作目となる作品です。

本作はシリーズ2作目ということもあり、今後のシリーズの方向性を模索していた意欲作。

2D横スクロールを活用した剣技やレベルアップ制度など、どのゼルダ作品にもない唯一無二の仕様を盛り込んでいます。

冒険の目的は、主人公リンクが初代ゼルダ姫にかけられた魔法を解くため、勇気のトライフォースを見つけ出すこと。

東と西の大陸を行き来したり、迷路島へ行ったり、陸から離れた孤島へ

第1作目の初代ゼルダの伝説よりかなりアクション要素の強い作品になっています。

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横スクロールでの戦闘

「アタック、マジック、ライフ」の3つの力が同じレベルに揃わないとゲームオーバー時に最も低いレベルに統一されたり、ゲームオーバーになると冒険を開始した場所(北の神殿)からやり直しになったりなど、今遊ぶと不親切な要素も多数存在

更にダンジョンは迷いやすいですし、即ゲームオーバーとなるゾーンも多く、アクション面だけ見てもかなり難易度が高いですが、Switchの巻き戻し機能を使えば攻略しやすいです。

剣技や魔法を使っての横スクロールのアクションバトルは意外と奥が深いので、アクションが好きな人にはぜひ遊んでみて欲しいです。

ゼルダの伝説 神々のトライフォース

使用中
発売日1991年11月21日
発売プラットフォームスーパーファミコン
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間目安約15時間

神々のトライフォースはシリーズ3作目となる作品です。

最初に紹介した、第1作目の初代ゼルダの伝説のゲーム性に立ち返り、トップビューでの冒険が楽しめます。

アイテムやアクションも豊富になりました。

初代ゼルダの伝説でも登場した弓矢のほか、フックショットやハンマーなどのアイテム、物を持って投げる水辺を泳ぐなどのアクションも豊富です

アイテムやアクションだけでなく、フィールドやダンジョンも大幅にグレードアップ!

高低差のあるフィールドやダンジョンに変化を与える謎解きなど、今のゼルダでは「当たり前」と呼ばれている要素が初めて採用されたゼルダでもあります。

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冒険の目的はゼルダ姫を守りガノンを光の世界へ復活させるという野望を持つ司祭アグニムを止めること。

物語中盤に入手できるマスターソードで野望を阻止しましょう!

本作はマスターソードが初登場した作品でもありますので、1991年から現代まで作品の垣根を超えて登場している武器と考えると感慨深いですね。

ハイラル王国を舞台に豊富なアクションやアイテムを駆使して謎を解いて突き進む、正に「王道ゼルダの原点」とも呼べる作品ですので体験したい人はチェックしてみてください。

ゼルダの伝説 神々のトライフォースはこんなゲーム

  • マスターソードが初登場した作品
  • 探索の密度が濃く豊富な種類の謎解きが楽しめる
  • アイテムや謎解きなど今後のシリーズの基盤を固めた作品

物語中盤で訪れる、「闇の世界」のフィールドBGMがめちゃくちゃにかっこいいので、これを聴くためだけにもぜひ遊んで欲しいです!

ゼルダの伝説 時のオカリナ

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発売日1998年11月21日
発売プラットフォームNINTENDO64
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間約20時間
※「Nintendo Switch Online 追加パック」への加入が必要

時のオカリナはシリーズ5作目にして、初めて3Dとなった世界を冒険できるゼルダの伝説です。

世界のみならず、キャラクター、バトル、謎解きなど全てが3D

ハイラル平原を馬で駆け回る、高低差を活用した謎解きなどこれまで紹介してきたゼルダ作品とは大きく進化した新しい体験ができます。

新しい体験の中で個人的に強く思い出に残っているのは、看板の切れ端の挙動です。

1998年当時、リアルタイムで遊んでいて、看板を斬ってその切れ端を水に落とすという行為を冒険もすることなくずっとしていました。

水に落とすと看板の切れ端がとプカプカ浮いて更に流れていくのです。

今となってはあまり感動を覚えない人も多いかもしれませんが、当時の私にとってこの挙動ががたまらなく面白かったですね。

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その他、世界が3Dで構築されたことにより敵との戦闘も大幅に進化しました。

特に注目した敵を中心に動くことのできるZ注目システムは画期的で、その後発売される3Dのゲームに大きな影響を与えています。

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物語もシリーズでお馴染みのガノンドロフが初登場し、リンクとゼルダ姫そしてガノンドロフのトライフォースを巡る因縁が始まった作品です。

ハイラル史でも、本作がきっかけで3つのパラレルワールドが作られるなど、ゼルダ世界の中でも最も重要な物語を描いています。

現代のゲームと比較すると少し退屈に感じるかもしれませんが、ゼルダの伝説の世界観を深く知るために「初めて3Dとなったゼルダの伝説」を体験してみてください。

ゼルダの伝説 時のオカリナはこんなゲーム

  • ゼルダ初の3D作品
  • オカリナを使った時を超える壮大な冒険
  • リンク、ゼルダ姫、ガノンドロフとのトライフォースを巡る物語

7年の時を行き来するリンクの大冒険やギミックも非常によくできていて必見です。

ゼルダの伝説 夢をみる島DX

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発売日1998年12月12日
発売プラットフォームゲームボーイカラー
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間約10時間

夢をみる島DXは1993年にゲームボーイ向けに発売された「ゼルダの伝説 夢をみる島」のリメイク作品です。

ゲームボーイカラーでリメイクされたことにより、世界に色が付いたり新しいダンジョンやコンテンツなども追加されました。

旅の途中、一度入ると出られない不思議な島に遭難したリンクは島からの脱出を目指して冒険が始まります。

本作のユニークなところは何といっても他の任天堂作品からのゲストキャラクターが多数登場するということ。

ダンジョンの地下に潜ると「スーパーマリオ」シリーズからクリボーやパックンフラワーが登場したり、とあるダンジョンのフロアには「星のカービィ」シリーズからカービィが登場したりと、夢のようなコラボレーションが見ることができます。

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コミカルで賑やかな世界観と、ちょっぴり切ない物語はいつの時代で遊んでも心に残りますよ。

ゼルダらしからぬ世界観の中で、記憶に残る物語を体験したい人に強くおすすめしたい作品です。

夢をみる島DXはこんなゲーム

  • 心に残る切ない物語
  • コミカルで賑やかな世界観
  • 他の任天堂タイトルからのゲストキャラが多数登場

後ほど説明しますが、夢をみる島DXはSwitch向けのソフトとして更にリメイクされています。

遊びやすさやグラフィックなどはSwitch向けにリメイクされたものの方が優れていますが、物語は変わりませんので、昔ながらのドットが好きな人やコストを抑えたい人はこちらがおすすめです。

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

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発売日2000年4月27日
発売プラットフォームNINTENDO64
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間約20時間
※「Nintendo Switch Online 追加パック」への加入が必要

ムジュラの仮面はシリーズ6作目となる作品です。

先ほど紹介した「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の後日譚となる物語で、リンクは冒険の終わりで別れた友人を探すためタルミナという世界に迷い込みます。

しかし、そこは3日後に月が落ちて世界が滅ぶ世界。

リンクは世界を滅びの運命から救うため同じ3日間を何度も繰り返し、時にはお面の力を借りつつ冒険します。

本作は同じ3日間を何度も繰り返すループものです。

ループは「時の歌」を奏でることで行えますが、その特徴は全てがリセットされること。

集めた消費系のアイテムやダンジョンのギミック、クリアしたイベントなど全てがリセット対象です。

弓やフックショットなどのキーアイテムは失いません

また、シリーズの中でもメインダンジョンの難易度は高め

前日譚である時のオカリナを遊んでいること前提の難易度となっている印象です。

しかし、タルミナに住む人々と築く人間関係だったり、心温まる物語などは必見です。

私も人々の問題を解決することで見えてくる人間模様や、人間像が大好きで何度もこのゲームを遊んでいます。

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クリミアというキャラクターが絡んだ大好きなイベントの1つ。暖かみのある言葉が印象的

シリーズ経験者向けのゼルダですが、同じ3日間を繰り返しながらの攻略は新鮮で面白、ゼルダの伝説シリーズの謎解きに慣れたらぜひ挑戦してもらいたいです。

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面はこんなゲーム

  • 3日間をループして世界を救う
  • お面を駆使した謎解きやイベントは楽しい
  • ループ要素や密度の濃いダンジョンなど難易度が高い

豊富なサブイベントをこなすことで手に入るお面などのアイテムを集めるのもとても楽しいですよ。

コレクター好きにはたまらないゲームかもしれません。

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実(大地の章・時空の章)

発売日2001年2月27日
発売プラットフォームゲームボーイカラー
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間約30時間(2本合わせて)

ふしぎの木の実はシリーズ7作目となる作品です。

本作の特徴は「大地の章」と「時空の章」の2本立てになっていること。

大地の章は「ホロドラム」、時空の章は「ラブレンヌ」という世界が舞台となり、それぞれで物語も謎解きの性質も異なります

本作の大きな特徴はリンクシステム。

いずれか片方をクリアすることで入手することのできる、「あいことば」を使うことで2つの世界を「リンク(繋ぐ)」した冒険を楽しむことができます

2つの世界を冒険して、トライフォースから与えられた試練を突破することが今回のリンクの冒険の目的です。

ホロドラムでは「四季」、ラブレンヌでは「時間」を操作した謎解きは面白いですし、フィールド全体が一変するので新鮮な体験ができます。

大地の章、時空の章共に他のゼルダには登場しないアイテムが多く登場するので、ユニークな謎解きを体験したい人はぜひ遊んでみてください。

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一筆書きでフロア一面を赤色にする謎解きは印象的

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実はこんなゲーム

  • ソフト2本で1つの物語を楽しめる
  • リンクシステムで2つのソフトを繋げる
  • ユニークなアイテムや謎解きが多く登場

また、本作は初代ゼルダの伝説のオマージュ要素が強く出ています。

初代ゼルダの伝説を遊んだ人は、初代ゼルダの伝説のオマージュ要素もぜひ見つけて楽しんでみてください。

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初代ゼルダにもあった小ネタ

ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし

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発売日2001年2月27日
発売プラットフォームゲームボーイアドバンス
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間約10時間
※「Nintendo Switch Online 追加パック」への加入が必要

ふしぎのぼうしはシリーズ10作目となる作品です。

本作の大きな特徴は、小人の姿と人間の姿を切り替えながら冒険できること。

家の屋根裏、下水道の中など小さくなければ行けない場所も多くあります

しかし、小さいと犬や猫などの動物に攻撃されたり、階段や段差を乗り越えることができません。

デメリットも多いですが、通常時と小人時で視点が変わる冒険がいつ遊んでも楽しいです。

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パン屋の屋根裏。ピッコルが隠したパンやクッキーなどがある

リンクは2つの姿を切り替えながら、魔人グフーによって石にされたゼルダ姫を元に戻す旅に出かけます。

謎解きがわかりやすく、ボリュームも少ないのでゲームをあまり遊ばない人にもおすすめの作品です。

ゼルダの伝説 ふしぎのぼうしはこんなゲーム

  • アクションや謎解きが簡単
  • ゲームクリアまでのボリュームは少なめ
  • 人間の姿と小人の姿を駆使した謎解きを楽しめる

ゲームボーイアドバンス特有の可愛らしいグラフィックやモーションも必見ですよ。

ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣

発売日2003年3月14日
発売プラットフォームゲームボーイアドバンス
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入必要
クリア時間約20時間
※「Nintendo Switch Online 追加パック」への加入が必要

2003年にゲームボーイアドバンスで発売した本作は、1人で遊べる「神々のトライフォース」と2-4人で遊べる「4つの剣」の2本のソフトがセットになった作品です。

特に「4つの剣」はゼルダの伝説シリーズは1人で遊ぶという常識を覆した作品でもあり、友達や家族とワイワイ遊べます。

ランダムに出現するステージで協力して先に進むこともあれば、ルピーの獲得数を競って争うこともあり、はちゃめちゃなゼルダの伝説が楽しめますよ。

ゼルダの伝説の時系列的には、先ほど紹介した「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」の後の時代のお話になっており、フォーソードで封印した風の魔人グフーが蘇るところから物語が始まります。

「神々のトライフォース」については、内容そのものは1991年にスーパーファミコンで発売されたものと大きくは変わっていませんが、剣を振るときなどにリンクのかけ声が入っていたり、4つの剣と連動して特別な裏ボスと戦えたりもします。

逆に「4つの剣」の方にも「神々のトライフォース」との連動で剣のレベルアップ特典などもあり、2つの作品を1本で楽しめるお得な作品になっています。

ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣はこんなゲーム

  • 2つの作品が1本で遊べるお得な作品
  • 複数人でワイワイ遊べるゼルダの伝説
  • それぞれのセーブデータの連動で遊びの幅はさらに広がる

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド

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発売日2017年3月3日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約100時間(多少のやり込み有)

ブレスオブザワイルドはシリーズ18作目にして、「ゼルダのアタリマエ」が見直された作品です。

ゼルダの伝説シリーズで初めてオープンワールドが採用され、見渡す限りの広大なハイラルをプレイヤーの思うがままに冒険できます。

まるで背景のような遠くに見える山までロードなしで向えた時は感動しました。

豊富なミニチャレンジが無数にあるほか、祠やコログなどの探索要素も充実。

時間を忘れて没頭すること間違いなしです。

圧倒的な自由度の他にも、美しいグラフィックやストレスを与えない快適な操作性なども評価され、2017年度の最もすぐれたゲームであるGOTY(Game Of The Year)を受賞したり、国民が選ぶTVゲーム総選挙では堂々の1位に輝いた作品でもあります。

メインストーリーも「大厄災」によって100年の眠りで記憶を失ったリンクがどういう人物で、何が起こったのかなど100年前の出来事をリンクと同じ視点で記憶辿っていく物語がとても好きでした。

広い大地には村や町ももちろん存在している

謎解きや冒険の進め方すらもプレイヤーの自由で比較的どんな人にも楽しみやすいゼルダ作品だと思いますので、自分で目的を見つける能動的な冒険を楽しみたい人はぜひ遊んでください!

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドはこんなゲーム

  • 謎解きや冒険の手順など全てが自由
  • 見渡す限り広大なハイラルの地を楽しめる
  • リンクとゼルダの記憶を辿っていくストーリー

寄り道も本作の醍醐味ですので、もし遊んだ際は寄り道も存分に楽しんでくださいね。


ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 夢をみる島

発売日2019年9月20日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約10時間

夢をみる島は先ほど紹介した、ゲームボーイカラー向けソフトの「ゼルダの伝説 夢をみる島DX」をSwitch向けにリメイクした作品です。

物語は全く同じですが、リメイクされたことにより遊びやすさが向上したほか、グラフィックが進化したことにより世界やキャラクターの解像度も向上しています。

何といってもジオラマ風のかわいらしいデザインは世界観のイメージとぴったりですし、音楽も懐かしくも新しい、原曲の雰囲気を壊さないようリメイクされていました。

ゲームの中身で大きく変わった部分としては、コホリント島の各地で写真を撮ってくれる写真屋がなくなり、パネルダンジョンというコンテンツに変わっています。

パネルダンジョンは冒険の途中で手に入れたパネルを組み合わせて、自分でダンジョンを作ることができるコンテンツです。

お題をクリアすることで報酬をもらえたり、作ったダンジョンを周りに共有することもできます。

大きな進化を遂げた本作ですが、物語は夢をみる島DXと全く同じですし、その他に特に追加要素もありません。

遊びやすさを重視するならSwitch版の夢をみる島、コストを重視するなら「Nintendo Switch Online」への加入のみで遊べる夢をみる島DXでよいかと思います。

ゼルダの伝説 夢をみる島はこんなゲーム

  • パネルダンジョンが楽しめる
  • ゲームボーイカラー「夢をみる島DX」のリメイク作
  • ジオラマ風のかわいらしいグラフィックと雰囲気に合った音楽

余裕があれば、ゲームボーイカラーの夢をみる島DXを遊んだ後に、Switch向けの夢をみる島を遊んでみて、リメイクによってどう進化したのかを感じて欲しいです!


ゼルダの伝説 夢をみる島 -Switch

ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD

発売日2021年7月16日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約20時間

スカイウォードソードHDは2011年にWii向けに発売された「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」のリメイク作品です。

ボタンでの操作はほとんどなく、「剣を振る、盾を構える、アイテムを操作する」といったアクション全般をJoy-Conを使って直感的に遊ぶことができます

例えば、剣を盾に振るというアクションは右のJoy-Conを上から下へ振るといった感じです。

リメイクとなる本作では、Proコントローラーでの操作もできます。

また、ゼルダ屈指の濃密な物語にも必見です。

リンクは地上の大地に落ちてしまった幼馴染のゼルダを助けるために冒険に旅立ちます。

空はロフトバードという大きな鳥に乗って移動する

空と大地を行き来して紡がれる「ゼルダの伝説始まりの物語」は、これからゼルダの世界に本格的に浸りたい人には必ず体験してほしいです!

ゼルダの伝説 スカイウォードソードHDはこんなゲーム

  • ゼルダ屈指の濃密な物語
  • Joy-Conを使った直感的な操作
  • ゼルダの伝説始まりの物語が描かれる

先ほども少し触れましたが、本作の物語は「ゼルダの伝説始まりの物語」が描かれます。

シリーズお馴染みのマスターソードの誕生などを描いているので、他のゼルダも続けて遊びたい人は遊んでおいて損はない作品です。


ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD -Switch

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム

発売日2023年5月12日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約120時間(多少のやり込み有)

ティアーズオブザキングダムは「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の続編となる、シリーズ19作目の作品です。

物語は、天変地異によってゼルダ姫が行方不明になるところから始まります。

マップは地上、空、地底の3層のフィールドから構成されており、交互に訪れたくなるようなゲームデザインが魅力的です。

前作と比較して全体的なマップのボリュームも3倍以上になっている上に、祠やコログ、チャレンジの数も更に増えていて、前作よりもやることが多くて寄り道が止まりません

また、リンクの新しい能力により遊びの幅と自由度も大きく進化

モノ同士を組み合わせるウルトラハンド、素材と武器をくっ付けて新しい武器を作るスクラビルド、天井を通り抜けることのできるトーレルーフ、モノの時間を戻すことのできるモドレコなど、想像力次第で自由な遊びが無限に広がります。

ウルトラハンドで作った乗り物で空も飛べる!

目的を達成するために創作などの工夫が面倒に感じない人は楽しめる作品だと思いますので、ぜひオープンワールドの常識を超えた規格外の作品を遊んでみてください。

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムはこんなゲーム

  • リンクの新しい能力で遊び方は無限大
  • 3層からなるマップをシームレスに大冒険
  • 行方不明になったゼルダ姫を探す壮大な物語

私は本作を500時間以上遊んでいて、今もやり込み要素を攻略を見ずにクリアすることを目標にハイラルの世界を冒険中ですが、まだまだ新しい発見が多くてとても楽しいです。

個人的にオフラインのゲームで、こんなに長い時間楽しめるゲームは初めてかもしれません。


ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム -Switch

Switchで遊べるゼルダの伝説の外伝は?

続いて、Switchで遊べるゼルダの伝説の外伝作品を紹介していきます。

外伝作品とは、ハイラル史と全く関係なく、ゲームのジャンルもアクションアドベンチャーではない作品となります。

本編とはまた違ったゼルダが楽しめるので、ぜひ遊んでみてください。

こちらも発売日順に説明していきます。

ゼルダの無双 ハイラルオールスターズDX 

発売日2018年3月22日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約10時間(メインストーリーのみ)

ハイラルオールスターズDXはゼルダの伝説の歴代のキャラクターや世界観をモチーフにした無双アクションゲームです。

無双アクションとだけあって、大勢の敵をなぎ倒す爽快感のあるアクションが特徴的

そんな無双のゲーム性とゼルダの伝説でお馴染みの武器やアイテムを活用した戦闘や謎解きが融合しています。

弓矢で敵の弱点を突いたり、フックショットで高台に上がったりなどゼルダらしさもしっかり堪能できます。

メインストーリーもリンクとゼルダ姫、ガノンドロフとトライフォースを巡る物語が描かれており、外伝作品ですがゼルダの王道をテーマにした物語が楽しめますよ

他にも、特定のクリア条件や縛り条件があるアドベンチャーモードなどやり込み要素も充実しています。

やり込み要素をすることで使用キャラクターが増えたり、コスチュームが増えたり、いいことがたくさん。

時のオカリナから「ルト」、トワイライトプリンセスから「ミドナ」、スカイウォードソードから「ファイ」など、ゼルダの伝説シリーズから歴代キャラクターが多数登場します。

本作のオリジナルキャラクターも含めて29名登場するので、歴代ゼルダの伝説シリーズを遊んだことある人は特に楽しめる作品だと思います!

ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDXはこんなゲーム

  • 長く遊べるやり込み要素が多数存在
  • 歴代ゼルダの伝説をモチーフにした無双ゲーム
  • シリーズお馴染みのキャラクターやアイテム、武器が登場

ゼルダの伝説シリーズの色んな世界がごちゃ混ぜで、正にお祭りゲームって感じで楽しいですよ!

フィールドやキャラクターモーションなども原作に沿っているので、「こういうのあったなぁ」と懐かしみながら遊べます。


ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX – Switch

ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説

発売日2019年6月14日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約5時間

ケイデンス・オブ・ハイラルはゼルダの伝説シリーズの曲のリズムに合わせてキャラクターを動かし、冒険するローグライクアクションゲームです。

本作はリズムに合わせて自動生成されるダンジョンを探索するローグライクRPG「クリプト・オブ・ネクロダンサー」とゼルダの伝説シリーズのコラボレーション作品。

リズムに乗ってキャラクターを動かすという「クリプト・オブ・ネクロダンサー」のゲーム性が軸にありながら、豊富なアイテムや謎解き、BGMなどゼルダの伝説の世界観が融合しています。

ピクセルアートで描かれたキャラクターたち

ピクセルアートで描かれたキャラクターたちも可愛らしく、ゼルダの伝説シリーズを遊んだことある人であれば夢中になってプレイできると思います。

ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説はこんなゲーム

  • ダンジョンは自動生成のローグライク
  • ゼルダの伝説シリーズの世界観や遊びを踏襲
  • ゼルダの伝説のBGMに乗ってキャラクターを動かす

キャラクターはゼルダの伝説シリーズからリンクとゼルダ姫、クリプト・オブ・ネクロダンサーからケイデンスの3人が操作可能です。

それぞれ固有のアクションがあるので、場面に合わせて使ってクリアまでのタイムを競ったりして、やり込んでみるのも面白いですよ。


ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説 -Switch

ゼルダの伝説 厄災の黙示録

発売日2020年11月20日
発売プラットフォームNintendo Switch
攻略難易度
Nintendo Switch Onlineへの加入不要
クリア時間約80時間(多少のやり込み有)

厄災の黙示録は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の100年前に起こった大厄災での戦いを描いた作品です。

無双アクションの爽快感はそのままに、原作のブレスオブザワイルドでは実現しなかったゼルダ姫や英傑たちとの共闘が胸をアツくします。

DLCを含めるとオリジナルキャラクター含め総勢21名のキャラクターが登場

それぞれが固有のアクションを持っており、ボコブリンやリザルフォスなどのお馴染みの敵を相手に爽快なアクションが楽しめます

また、爽快なだけでなくブレスオブザワイルドのゲーム性を落とし込んだ奥深い戦闘も魅力的です。

マグネキャッチやビタロックなどのシーカーアイテム、回避ジャストやガードジャストなどの戦闘システム、多彩なアクションを駆使した戦闘は飽きることはありませんでした。

大厄災を舞台に新しい解釈での物語が描かれますので、ブレスオブザワイルドの世界観やキャラクターが好きな人は楽しめる作品です。

ゼルダ無双 厄災の黙示録はこんなゲーム

  • 爽快感と戦略性がある無双アクション
  • ブレスオブザワイルドの世界観を忠実に再現
  • ブレスオブザワイルドの100年前の大厄災を描いた物語

開発はコーエーテクモゲームスですが、監修は任天堂のゼルダチームがしているということもあり、ブレスオブザワイルドの世界を忠実に再現しています。

100年前のハイラル王国をじっくり観察しながらプレイするのも1つの醍醐味ですよ。


ゼルダ無双 厄災の黙示録 -Switch (【Amazon.co.jp限定】オリジナルアクリルキーホルダー 同梱)

Switchで初心者が遊ぶゼルダはどれがおすすめ?

長くなってしまいましたが、ここまでSwitchで遊べるゼルダの伝説を紹介してきました。

ここで初心者が遊ぶゼルダの伝説はどれがおすすめか紹介しようと思います。

一口に「初心者」と言っても以下の2種類があるかと思います。

  • ゲームはよく遊ぶけどゼルダの伝説は全くの初心者
  • ゲームはあまり遊ばないしゼルダの伝説も全くの初心者

それぞれでおすすめのゼルダ作品を紹介していきますが、それが絶対正解という訳ではありませんので、あくまで1人のゼルダファンのおすすめとして参考にしていただければと思います!

ゲームはよく遊ぶけどゼルダは初心者の人

ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD

ゲームをよく遊んでてゼルダの伝説シリーズが初心者の人におすすめのゼルダの伝説は「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」です!

初心者おすすめPOINT

  • ゼルダの伝説シリーズの始まりを描いた物語
  • 冒険をサポートする機能が付いていて初心者でも遊びやすい
  • 3Dアクションだが、直感的でわかりやすい操作性で動かしてて楽しい

やっぱり最も大きな理由は、ゼルダの伝説シリーズの始まりが描かれるという点です。

ゼルダの伝説の冒険の舞台となる「ハイラル王国」が建国される起源を知ることができますし、この物語を知っておくことで後に遊ぶ「時のオカリナ」や「ブレスオブザワイルド」など他のゼルダ作品も必ず楽しめること間違いなしです

3Dアクションとなるため、操作技術や謎解きの勘所が必要にはなってくると思いますが、冒険をサポートするキャラクターの助言もあるため、ゲームに慣れている人なら難なく遊べると思います。

ゲームは普段遊ばないしゼルダも初心者の人

ゼルダの伝説 夢をみる島

ゲームは全くの初心者の人におすすめできるゼルダの伝説はSwitch版の「ゼルダの伝説 夢をみる島」です!

初心者おすすめPOINT

  • 複雑な操作が必要ない
  • 全体的に難易度が控えめ
  • グラフィックや操作性の向上で遊びやすい

今回紹介したゼルダ作品の中で最も遊びやすく、難易度の低い作品がSwitch版の夢をみる島だと思っています。

ストーリーは「夢をみる島DX」と同じですが、Switch向けにリメイクされたことでグラフィックはわかりやすく操作性もいいので、遊びやすさが格段に上がっています。

特にグラフィックはデフォルメされたデザインで可愛らしく、どんな人にも馴染みやすいのではないでしょうか。

ゼルダの醍醐味である探索も、難しいアクションや謎解きが要求されず、ボリュームも控えめなので最後まで遊びやすいです。

他にも、今回紹介した中では「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」も同じくらい難易度が低く遊びやすい上に、ミクロな世界観やキャラクタービジュアルもかわいい作品になっているので、馴染みやすいと思います。

どちらもゲーム初心者の人にはおすすめできる作品なので、ご検討いただき手に取ってみてください。

終わりに

今回はSwitchで遊べるゼルダの伝説作品と初心者におすすめのゼルダの伝説作品について紹介しました。

ゼルダの伝説のような長い歴史のあるシリーズは作品数も多く、Switch向けに遊べる機会も増えてきているので「どの作品が遊べるのか」「どの作品を遊べばよいのか」など、わからなくなりますよね。

「謎解き」「アクション」「探索」など、聞くだけで難しそうなゲームだなぁと敬遠する人もいるかと思います。

でも、遊んでみると謎解きの精巧さや世界観の深さにハマること間違いなしですので、この記事をきっかけに1作品でも手に取っていただける機会を与えることができたなら幸いです。

長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

好きなゲームジャンルは、アクションやRPG、ADVです。過去にMMOもちょこっとやってました。
ゲームレビューを中心に、ゲームに関することを色々発信します。

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